パタパタ?
違います。
パタハラです。
こんにちはアラフォーまめです。
現在、こんなツイートが話題になっています。
👩🏻5月から育休復帰したオーバー40
👨🏻4月から育休復帰したが、育休明け2日で単身赴任転勤の内示、#パタハラ にあい5月末退職の今日から専業主夫
👦🏻生後10ヶ月から保育園に通う2歳児
👶🏻4月から保育園に通う0歳児
2019年前半すでに波乱万丈の4人家族
— パピ_育休5月復帰 (@papico2016) 2019年6月1日
実はまめも、先日育休あけ仕事復帰した双子の新米ママ。
このツイートは見過ごせませんでした
なぜなら、現在、プチマタハラ受けている最中だから
やっぱり、どうしても起こってしまうのか?『マタハラ』。
いや、今回のお話は『パタハラ』か。
同じくです。
そこで今回は
- パタハラって何?
- どんな事例があるの?
- 原因や対策は?
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目次
パタハラとは何?
「パタハラ」とは
パタニティー・ハラスメントの略。
パタニティー(Paternity)は英語で“父性”を意味し、男性が育児参加を通じて自らの父性を発揮する権利や機会を、職場の上司や同僚などが侵害する言動におよぶことを、パタニティー・ハラスメントと呼びます。
コトバンクより引用
たとえば
赤ちゃんがいる家庭の男性が
- 定時で帰りたい
- 残業はできない
- 出張はムリ
- 育休とりたい
的な反応をされたあげく
- 露骨にイヤな態度をされたり
- 嫌味を言われたり、
降格、減給、転勤など人事制度にまで影響を及ぼすなど、
育児が原因で受ける圧力の事を『パタハラ』と言うんですね
ほんと腐った世の中><
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パタハラ事例まとめ
実はパタハラ自体は事例としてまだ少ないです。
というより表面化していないだけかもしれません。
そもそも男性に育休をとらせる企業
という会社の存在自体、今の日本ではまだまだ少ない。
育休は女性だけがとれる
と思っている人がいても不思議ではありませんね
パタハラ事例1アシックス
被害者:スポーツプロモーションや人材開発など行ってきたHさん
加害者:アシックス
背景:2015年長男が生まれたため育休を申請

パタハラ内容
- 上司に「奥さんが働かなきゃいけないのか?」と嫌味を言われ、ある時期から無視が始まる
- 育休あけ子会社(倉庫業務)へ出向を命じられる
- 弁護士を通じ元の職場への配置を希望。
- 配置転換はかなえられたが、実際は業務すら与えられず干された状態になる
- Hさんは労働組合に入り、現在も争い中
男性の場合は出産がないから、育休あけの配置転換は本当にナゾですね
パタハラ事例2三菱UFJモルガン・スタンレー証券
被害者:機関投資家営業部の特命部長、グレン・ウッド(Glen Wood)さん(49歳)
加害者:三菱UFJモルガン・スタンレー証券
背景:以下
●2015年8月 パートナーがネパールで出産するため休む可能性があることを人事に相談、人事は「休める制度はない」と回答
●2015年9月 弁護士やハローワークに相談し育休制度を知って再度人事に相談。人事は母子手帳を所持していないことを理由に不可能と回答
●2015年10月 1回目の育休申請を提出。弁護士やハローワークに相談し「母子手帳はなくても申請できる」という助言のもと人事に相談。人事から母子手帳の代替になるものを自分で調べるよう言われる
●2015年10月16日 2回目の育休申請を提出。書類下に「出産後DNA鑑定提出します」と記載。人事は受理できないと回答、理由は不明
●2015年10月26日 ウッドさんの息子アレクサンダー君がネパールで早産にて誕生
~この間、育休は認められず有給と欠勤で休業~
●2015年12月頭 DNA鑑定結果が出る
●2015年12月25日 3回目の育休申請を提出。DNA鑑定の提出によりウッドさんに約3ヶ月間の育児休業が認められる
●2016年3月 ウッドさん育休から復帰、仕事を干されるなどのハラスメントが始まる
●2016年12月27日 三菱UFJモルガン・スタンレー証券はイクボス同盟加盟
●2017年1月 医師の診断のもとにウッドさんうつ病で6ヶ月間の休職を開始
●2017年5月24日 長岡社長による「イクボス宣言」
●2017年7月 ウッドさん復職、会社側は業務も報酬も半減という条件を提示
●2017年10月18日 折り合いが付かず会社よりウッドさんに無給休職が命じられる
●2017年10月26日 ウッドさんは東京地裁に申立てる
2017年12月7日 yahoo!ニュースより引用
グレンさんの場合、育休後はロコツにイジメにあってしまい、
うつ病まで発症したそうです。
会社側は
グレン氏の就業継続についても、誠実に取り組んでまいりました。
外部広報担当
って言っているけど、現実はどうなったのか・・・
その後、グレン氏はどうなったのか?心配です
パタハラ事例3カネカ
今回ツイートにあった事例です。
被害者:5月から育休復帰したオーバー40さんの夫さん
加害者:カネカ
背景:2019年子供が生まれたため育休取得(生後10ヶ月から保育園に通う2歳児、4月から保育園に通う0歳児がいます)
パタハラ内容
- 夫さん4月から育休復帰。
- 育休明け2日で単身赴任転勤の内示
- 有休消化相談するも不可とされ、5月末退職
昔は家を買うと転勤させられる=ローンが払えなくなるから逃げられない
なんて時代があったようです・・・
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パタハラがおこる原因
事例を読み解いていくと、共通して言える事は
『育休について難色を示される』
『育休あけにこっぴどい仕打ち』
がおこる、という事。
これはいまだに日本で『男性が育児をする』という意識がうすい事=『育児は女性がするもの』
という認識が強い事をしめしていると思います。
疑問です。
さらに、育休あけにどんな変化がおこると、パタハラをうけやすいか?
そう。
子供が生まれると劇的に『生活のすべてが子供中心』に変化します
朝も夜もなく授乳し、会社に行くために保育園に預け、帰宅は子供のお迎えにいそぐ・・・
この忙しすぎる現実を職場の仲間や上司はどれくらいリアルに理解できているでしょうか?
1度でも育児の経験をしたことがあれば、心無い発言はでないと思う・・・
でも。
今自分に起きている事じゃない場合、以外と鈍感な人多いんですよね
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パタハラ対策!
- 育休前の周囲への根回しや引継ぎ
- 家族(親族)の協力
- 非常事態時の頼れる施設確保
そこまでやって、周囲にも迷惑かけないようにしても
実際は予定通りにいかないもの
とんでもないタイミングで子供は熱を出したり、病気になったりします。
ゆえに、
どうしても周囲に迷惑がかかってしまう事は避けられません
これは育児者側と、周囲がどれほどの信頼関係を築いているかにもよると思います
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パタハラがおこった時の相談窓口は?
本来であればパタハラは
- 男女雇用機会均等法と育児
- 介護休業法
なおかつ、
会社側が防止措置を取るように義務づけられていますので、
人事・労務・直属の上司
このあたりが相談窓口になりそうです。
だけど
一番身近な関係の人、つまり、上司や同僚が育児について理解のない想像力のない人間だと、
事例のように、あっけなく『パタハラ』『マタハラ』がおこってしまいます
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みんなの声
パタハラで炎上してる会社、どこや思ったらうちの旦那の会社…旦那はパタハラじゃなくてキャリアアップのために転職を決めたけど、育休2ヶ月、復帰後基本定時帰り(早朝出勤と多少の残業はあり)、社宅2万(綺麗な3LDK70平米以上)、転職前の有給消化2週間弱はもらえる予定で、ほんと上司によると思う…
— かにこ@娘6m (@trsk1121) 2019年6月2日
株式会社カネカって資生堂グループと業務提携してるんだ、ヘー。
— いちといち (@1to1_toichi) 2019年6月2日
不買リストっと。#カガクでネガイをカナエル会社 #パタハラ
騒動から割と素早く育休のページを削除している辺りに闇を感じる。つつかれるとまずいから消す訳でしょ。フォロワーさんにも就活生の方がいらっしゃるのでRT。こういうのもアンテナ張ってできる限り自衛して欲しい。会社や大人は嘘つきだからね!
— のののMATE❤︎RTF( ・ᴗ・ )⚐⚑⚐゛ (@oFmMi1123_24) 2019年6月2日
某化学メーカーのパタハラが話題になっているけど、こういう話に必ず現れる「どこの会社もこんなもん」「このくらいでブラックと言っていては…」「昔はこんなの日常茶飯事」みたいなこと言い出す人って認知的不協和を解消したいのはわかるんだけど生産性無さすぎてつらいよ。
— ピーナツおじさん (@peeenuuuts) 2019年6月2日
うちも旦那に育休取ってもらうか悩んでるし、旦那も取れるなら取りたいという考えだけど。
会社の仕組み上確実にランクが下がる、給料が下がると上司説明されている。
おかしいよね?
これは #パタハラ ?
— お絵かきマン・20w (@babyoekakiman) 2019年6月2日
労基とか行っても効果ないんだあらツイッターでバラす方がよっぽど「社会的に効果がある」という実験をまた目撃してしまうんだろうな
今日は日曜だけど企業側から声明が発表されるのは何日後かね?
— ぞーたんく (@ZO_tank) 2019年6月2日
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まとめ
冒頭でご紹介したカネカツイートのハピさん。
かなりツイートがバズったあと、こう言ってます。
SNSの力と反響の大きさに驚き、何よりこんなに拡がったのにクソリプの少なさと温かい応援がありがたく!
論点いくつか。男性育休問題→パタハラ、共働き世帯の転勤、有給取得、会社への忠誠、今回人事、労働組合、都の労働局(労基)に相談しての結果なので、私たちは引きずっておらず→
— パピ_育休5月復帰 (@papico2016) 2019年6月2日
マタハラだけなじゃなく、パタハラまでおこるような社会
実際。
子供を生んでみて思う事は
小さな子供をかかえてする仕事の大変さについてです。
業務内容がつらいとか、長時間勤務がつらいとか
そんな事が問題じゃないんです
自分でコントロールできない存在=子供
子供という命を持つ存在を育てているという『責任感』からくるプレッシャーがつらいんです。
- いつ保育園から呼び出しにあうか
- 体調は崩していないか
- 友達と仲良くすごしているか
- ご飯はちゃんと食べれているか
もう仕事中も気になってしかたない。
それがすごく疲れるんです。
じゃあ、仕事しなければいい
というアドバイスも多く聞きました。
もちろん余裕がある家庭であれば、いいと思います。
でも。
うちのように平均的な家庭は、
- 少しでも働いて蓄えておかないと将来が不安
- 日々の生活もカツカツ
子供の保育園に呼び出される回数がハンパない!
上司に言われるイヤミ(マタハラ)も増えていく!
これは想像以上の出来事でした。
そこで思いました
『周囲全ての人が子育てに理解があると思わない方が正解』だと
親身によりそってくれる人もたくさんいます。
でも、そうでない人も一定数いる。
その一定数の人からうける『パワハラ』
それが今回ご紹介したパタハラなのです。
わたしはそんなの耐えられません!
よって、
育児に理解のある職場へ転職することで問題を解決しました
この話はまた次の機会に。
んじゃまたね^^
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